モン・サン・ミッシェルは、フランスのノルマンディー地方の海に浮かぶ、城のような修道院です。
フランス旅行に初めて行くなら、絶対に訪れたいスポットですね。
目次
アクセス
田舎で交通の便が良くないので、バスツアーで行くのがオススメです。
ツアーを使わずにパリから行く場合は、パリのモンパルナス駅からTGV(日本でいう新幹線)で、レンヌ駅まで行き、そこからバスに乗り換える方法があります。
日帰りか泊まるか
パリからの日帰りツアーも可能ですが、可能であればモン・サン・ミッシェル地区で一泊することにすれば、時間もゆっくり観られますし、ライトアップしたモン・サン・ミッシェルも観られるのでオススメです。
対岸から島へのアクセス

無料のシャトルバス
無料のシャトルバスがあります。特に予約やチケットなどいらなくて、自由に乗り降りできます。7:30-24:00まで運行。所要時間は約12分です。
日曜日ですが、日中で5-10分間隔でした。
夜の時間帯は、本数が少ないようなので、時間に余裕を持った方がよいですね。
頑張れば歩ける距離のようです。
馬車
二頭の馬が牽引する馬車「ラ・マンゴット」でも行くことができます。
こちらは有料で、片道€5.30で所要時間は約25分。
馬車が走っているとめずらしいので注目されますね。

見学時間
私は、3時間くらい見学して満足しました。
この日は2万歩超えでした。
上り坂もあったり、相当距離を歩くので、歩きやすい靴がよいです。
モン・サン・ミッシェルからの風景
普段は天気が悪いことが多いノルマンディー地方ですが、私が訪れたときは快晴でした。




干潮だったため、干潟を歩いている人もいました。これは、ライセンスをもったガイドが付いたツアーに参加することで行えます。

潮の満ち引きの差は15メートル以上もあります。
宿泊場所
対岸の地域で宿泊するのがよいです。無料バスも、日中は5-10分感覚で来るので、不自由はしませんよ。
バスは日曜日だったこともあり、混雑はありました。
モン・サン・ミッシェルの島で泊まる場所もあるのですが、水周りに制約があるなど、対岸のホテルの方が満足度は高くなるようです。
おみやげ
バタークッキー
バタークッキーが定番のおみやげです。

バターをたっぷり使ったクッキーでおいしいです。
さらに、価格も意外と安いので、お土産用に良いと思いました。
味や購入場所で差が出るのですが、概ね人箱€1.50-3.00くらいのレンジです。
旅慣れている人は10箱まとめられた商品を買っていました。お得だそうです。
レモンの味がするタイプが好みでした。
パリ市内のスーパーでも購入できましたので、荷物を増やしたくない方は急いで買わなくても良いと思いました。
食事
ふわふわオムレツ
伝統的なふわふわなオムレツであるラ・メール・プラールが名物です。ぜひ、食べておきましょう。

卵焼きなのですが、卵をきめ細かく泡立ててから焼いているのが特色です。
言葉で表現するのは難しいのですが、泡泡したオムレツと言う表現が正しいでしょうか。
味は、、普通のオムレツなので、過度な期待はしないほうがよいです。
名物だというので、とんでもなく美味しい味を期待して、がっかりする観光客もいるとのこと。
味よりも、ぜひ歴史を感じながら食べてみてください。
19世紀ごろ、バスも電車もない時代に、命がけでモン・サン・ミッシェルにやってきた巡礼者に、栄養のあるものを素早く出すために考えられたものなのです。
宿を営んでいたメール・プラ―ルさん(プラールおばさん)が、はじまりとされます。
食べ方としては、まず何も付けずにふわふわを味わってみて下さい。
味はほとんどないのですが、塩を掛けて食べるのが美味しかったです。
ケチャップを掛けると美味しいのですが、いつも日本で食べているオムレツと同じになってしまい、ありがたみが半減するので、ほどほどがよいかもしれません。
りんごのお酒シードル
お酒でご当地らしいものを飲みたいなら、りんごのお酒シードルがオススメです。
甘いリンゴのお酒で、飲みやすく美味しいです。

おわりに
フランス旅行へ行くならノルマンディー地方の歴史的修道院モン・サン・ミッシェルには、ぜひ行きたいですね。
一緒のツアーに参加された方は、人生で3回来たことがあると言っていたくらいの名所です。
壮大なスケールと異世界感が思い出になるはずですよ!